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門倉貴史(著) 『人に言えない仕事はなぜ儲かるのか?』

タイトルに惹かれて読んでしまいました。
門倉貴史氏の『人にいえない仕事はなぜ儲かるのか?』
ちょっと地下経済と言いますか、アングラな世界に軽い気持ちで興味を抱いただけで、正直言って軽い読み物的に楽しんでしまおうと思って読んでみたのですが、いい意味で予想外の本でした。

これ、サラリーマンで副業を考えている人にお薦めの本です。

もちろん主題の地下ビジネスの話は著者自身がライフワークにしているらしく内容も充実していて読み物として面白いです。例えば、ソープランド嬢は確定申告していないとか。

しかし、それよりも我々副業で成功しようと考えている者にとって、副業に関する部分と租税に対する記事がしっかりしていて、こちらの方に重点を置いて読むとかなり勉強になります。
しかもこの著者が好感が持てるのは、サラリーマンの副業がどれだけ有利かと述べる一方で、会社がどれだけ社員のためにお金を払っているかも記述してくれているところ。
私が思うに著者の門倉貴史氏はかなりバランス感覚のいい人ですね。

多くの場合、成功本を読むと独立起業のメリットばかりを強調しているのですが、『人にいえない仕事はなぜ儲かるのか?』ではちゃんと会社勤めのメリットにも触れいています。

さらに、最後の租税論も読み応えがあります。
私などは一般庶民ですので「税金は金持ちからいっぱい取ってくれよ」なんて思ってしまうのですが、長い目で見ればやはり消費税が一番公平なんですね。地下ビジネスにも課税することが可能ですし。
今の国会なんか見ていると、おそらく日本も所得税より消費税に近い将来シフトしていきそうな雰囲気があります。「クロヨン」が是正されるなら消費税アップも受け入れやすいですよね。

それと巻末付録に1995年から10年間の長者番付が載っています。
これ歴史を感じさせますね。特にスポーツ選手に関しては。
「ああ、このころは落合がトップだったんだ。この年は大魔神佐々木か」なんて。
そして総合ランキングにはどの年を見ても斎藤一人さんが入っています。やっぱすごいです。

いつかはここに自分の名前を載せてやるぞ!


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  • 今一生著 『親より稼ぐネオニート』

    今一生著 『親より稼ぐネオニート 〜「脱・雇用」時代の若者たち〜』を紹介します。

    正直言ってこの本を取り上げるべきかどうか迷いました。

    というのは、私は『金持ち父さん貧乏父さん』を座右の銘にするほど気に入ってますが、その理由はロバート・キヨサキ氏が提唱する
    「職業」を一生懸命働き、それで得たお金の一部を「ビジネス(資産)」にまわしお金持ちになるというプロセスが王道だと思っているし、現在職業を持っている人には一番良い実現可能な道筋だと思うからです。

    最初から職に就かないで成功しようって言うのはちょっと抵抗があるのは私が古いタイプの人間だからでしょうか?

    ただ読み込んでいくうちに気がつきました。道筋は違うけれど目指すところは同じ「脱・雇用」だと。それに、この本を読んでいきなり退職してネオニートを目指す人もいないだろうし、いろいろ参考になる部分もあるんだから紹介しようと相成った次第でございます。

    この『親より稼ぐネオニート 〜「脱・雇用」時代の若者たち〜』では「ネオニート」を著者の今氏が次のように定義しています。

    「脱・雇用」の時代を自営志向のネット・ビジネスで生き残ろうと試行錯誤を続けて親より稼げるようになった若者たち


    ですので決して怠け者ではなく新しい形態の自営業者ということになります。

    そしてこの「新しい形態の自営」こそ自分の「ビジネス」を持つことを目指す人に参考になる部分であります。

    『親より稼ぐネオニート 〜「脱・雇用」時代の若者たち〜』にはネットビジネス編とゲストハウス経営編に数名の成功者を取り上げています。
    「せどり」・「アフィリエイト」・「ネット販売」それに「ゲストハウス経営」といったもうすでに広く知られたビジネスばかりですが、それでも「なるほど」と思わせられる部分が多々ありますし、なによりここに登場する人たちのそれぞれに違った価値観や人生観を守りながら「ビジネス」に試行錯誤する姿は読んでいて勇気づけられます。一読する価値ありです。

    なかでも「東京でしか買えない服を地方に売った女子高生」は必読です。いや〜この娘はすごい。この商売センスには脱帽です。


    最後にもう一つ『親より稼ぐネオニート 〜「脱・雇用」時代の若者たち〜』をお薦めする理由をお話しましょう。
    大変失礼な物言いですが、この本を読むと
    「自分にも出来るんじゃないかな」
    と思える点です。
    (この本に登場している人たちごめんなさい。決してバカにしてるわけではありませんので)




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