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ベンジャミン・フランクリン 『フランクリン自伝』 (岩波文庫)その2 「富に至る道」

こんばんは
今日も訪問していただきありがとうございます。

さて、前回取り上げたのは
ベンジャミン・フランクリン(著)『フランクリン自伝』(岩波文庫)
でした。
この本、タイトルどおり「自伝」なのですが、岩波文庫では最後に付録として「富に至る道」が掲載されています。
これは、フランクリン自身が作成して大ロングセラー商品となった「貧しいリチャードの暦」から引用したことわざなどをちりばめて、エイブラハム老人が意見を求めてきた人にありがたいお話をするというものです。

この「リチャードの暦」については私も読んだことがありませんので推測の域を出ないのですが、今の日本にもこういうのありますよね。毎日、ありがたいお言葉が一つずつ掲載されている日めくりカレンダーとか。相田みつをさんの言葉入りカレンダーなんかがまさしくこれですよね。
多分こういうのだと思いますがAmazonで検索したら↓↓↓
フランクリン(著)『プーア・リチャードの暦』(きょうせい)
という本にヒットしました。いずれ読んでみたいと思います。

さて、話を戻しましょう。
この「富に至る道」、これがなかなか秀逸なのです。
テーマはやはり、労働・勤勉・倹約なのですが、いい言葉が結構あります。

少し私の気に入ったものを挙げてみます。
例えば勤勉に関しては

「人生を大切に思うと言われるのか。それならば、時間を無駄使いなさらぬがよろしい。時間こそ、人生を形作る材料なのだから」


これは納得ですが

「寝たいなら、墓場に入ってからでも少しも遅くはない」


これはちょっとキツいよなぁ、でも

「まだまだ時間はじゅうぶんはいつも決まって時間の不足に終わる」


は、おっしゃるとおり

あとは

「勤勉な者は願をかけるに及ばず」
「希望に生きる者は空腹に死す」
「今日の一日は明日の二日に値す」
「一分という時間さえ容易に得られぬ以上、一時間もの時間を無駄に使うな」
「引っ越し三度は丸焼け同然」
「力は勇気あるものに、至上の幸福は有徳の士に、学問は勉強家に、富は用心深い者に授かる」


などなど、このあたりが気に入りました。

倹約に関しては

「酒けに女、ばくちにぺてん、財産痩せて、欲だけつのる」
「道楽一つの金で、子供二人が育つ」


なるほど、
ただ、時代が時代なだけに浪費する対象が衣食住が中心なんですよね。

食べ物に関する倹約だと

「美食家の末は乞食」「美味いもの、作る阿呆に食べる利口者」「朝飯のおごり、昼飯の貧乏、夕飯の零落」


阿波踊りみたいや!しかしなんで食べる人は利口なのか?

「自分の足で立っている農夫のほうが、跪いている紳士よりも背が高い」


これは格調高いですね。

あと、気に入ったのは

「経験の経営する学校は月謝が高い。だが、愚か者はそれ以外の学校へは上がろうとしない。おまけに、上がってもろくなことは覚えない」


ですね。これは色々な示唆が含まれていると思いませんか?

ほかにも色々あるのですが、それは実際に読まれることをお薦めします。

それにしてもフランクリンさん、ただ者ではないですね。200年以上も前の本ですが、成功するにはどうしたらいいか、経験から答えを見抜いています。この本、成功哲学本として読むに値する本だと思います。

ただし問題は、訳の上手い下手よりも、岩波文庫の読みにくさ。
これも私は実物を見てないのですが、レビューなどをみていると、こちらのほうが読みやすいようなので紹介しておきます。↓
フランクリン(著)『フランクリン自伝』(中公クラシックス)

あと、フランクリン関連で他に気になっている本がありまして、
いずれ読んでみたいと思っていますが、ここでは一応リストアップだけしておきます。

リン・G・ロビンズ(著)『ベンジャミン・フランクリン 富を築く100万ドルのアイデア』

フランクリン(著)『若き商人への手紙』

フランクリン(著)『人生を幸せへと導く13の習慣』

いずれ3冊とも読むぞ!










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